『カオス・エッジ〜たそがれの道化師』は中里融司による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は藤城陽。「MF文庫J」(KADOKAWA / メディアファクトリー)から発売。
一種の向精神薬である合法ドラッグ「天使の夢」は、対人関係に悩む若者の間で異常な人気となり、いつしか闇のルートで取引されるようになっていた。高校生・高階鏡は、ある目的のため「天使の夢」の密売ルートを内偵するうち惨殺死体に遭遇するが、犯人は狼と龍の姿を併せ持つ神のごとき「魔人」だった。目前に迫る魔人に死を覚悟した鏡は、美しい少女のような姿の「天使」に救われるが、その直後、今度はその天使に頭を撃ち抜かれ、瀕死の重傷を負う。やがて怪我から回復した鏡を待っていたのは、彼を撃ち抜いた「天使」の正体である美少女・沙織と、自分自身も魔人へと変身できる能力だった。
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