『ヒメカミ』は星家なこによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はやすゆき。「MF文庫J」(KADOKAWA / メディアファクトリー)から発売。最新刊は3巻
吸血鬼の少女たちが通う特殊な高校-神愛学園選抜校区。吸血鬼に強大な力を与えるとされる血、"赤の極点"を持つ相崎京一郎は、幼馴染みで双子の吸血鬼姉妹・時村由良と沙良に悩まされながらも、ごく平穏な日々を送っていた。そんなある日、京一郎の前に赤毛の少女が現れる。「あなたの血、いただきます」-鳴神菊と名乗ったその少女は、血をもらう代わりに自分の『青春』を差し出すと言う。突然の"押しかけ彼女"に戸惑う京一郎。一方その頃、学園の普通校区で一般生徒が襲われる事件が起こり...?至高の血を巡る、人と吸血鬼の学園アクションラブコメ。
"最期の紅の名"-吸血鬼の結末。吸血鬼としての力を使いすぎた者は、その血によって自らを『破滅』に追い込む。どの吸血鬼もが内包する終末。今、一人の少女がその瞬間を迎えようとしていた...。ある日、時村から赤い瞳を持った少女・御神樹里が脱走した。力を追い求め血を吸い続ける彼女は、ついに京一郎の"赤の極点"をも手に入れてしまう。絶対的な暴力の前に立ち尽くす京一郎たち。しかし、彼女の最期は刻一刻と迫っていた。『破滅』以外の道を模索する京一郎は彼女を、吸血の宿命から救うことができるのか-!?今、全ての過去が明かされる!!人と吸血鬼の学園アクションラブコメ第三弾開幕。