『背約のキャバリアー』(はいやくのキャバリアー)は、六塚光/著、zinno/イラストによる日本のライトノベル。一迅社文庫刊。
滋賀県蛸生津市。琵琶湖沿岸に位置する街は、17年前から突如、湖畔に虹色に輝く濃霧が立ちこめ、霧の中へと入ったものは何者も帰ってこないという魔の地帯として恐れられていた。高校入学のため4年ぶりに蛸生津へと帰ってきた葵貴騎は、ふとした油断から虹霧の端に足を踏み入れてしまい、狼のような怪物に襲われる。しかし、そのとき貴騎の目の前に現れたのは、かつての幼なじみ竹花赫夜。魔力によって作りだしたという炎の剣で貴騎の窮地を救うのだが、あと一歩のところで魔力が切れ...なぜか彼女は服を脱ぎだした!?「私の身体のどこかに魔法円が浮かんでいるはずなの!早くそこにキスして!」幼なじみの奇矯な行動に驚いてる暇も無く、偶然の再会を果たした二人は人知を超えたはた迷惑な戦いに巻き込まれていくのだが...。琵琶湖LOVE寄せバトルファンタジー。