『灼眼のシャナ』(しゃくがんのシャナ)は、高橋弥七郎による日本のライトノベルおよびこれを原作とするメディアミックス作品。イラストはいとうのいぢが担当している。略称は「シャナ」。電撃文庫(メディアワークス→アスキー・メディアワークス)より2002年11月から2012年11月まで刊行された。2023年11月に短編集として『灼眼のシャナ SIV』が刊行された。
本作では現実と同様の性質をもつ「この世」と架空の異世界“紅世”(ぐぜ)とが設定され、物語は日本の架空の都市である御崎市を中心に展開する。“紅世”から渡り来た住人“紅世の徒(ぐぜのともがら)”は、この世に存在するための根源的なエネルギー“存在の力”を人間から人知れず奪う(喰らう)。喰われた人間は元々いなかった事になり、人間を喰らうことで得た“存在の力”を使って“徒”は本来起こるはずのない出来事を引き起こす(自在式・自在法の利用)。“徒”の中でも強い力を持つ“王”たちの一部は、こうして生まれた存在の欠落や矛盾が世界のバランスを崩しいつか決定的な破滅が起きることを危惧して人間と契約を交わしフレイムヘイズと呼ばれる異能力者を生み出すことで、人を喰らう“徒”を討ち、この世と“紅世”のバランスを保とうと戦いを繰り広げている。
"徒"の理想郷『無何有鏡』創造を巡り、"祭礼の蛇"の代行体・坂井悠二と、フレイムヘイズ『炎髪灼眼の討ち手』シャナが、刃を交えていた。その渦中、琥珀色の風が吹いた。吉田一美が、宝具『ヒラルダ』へ願った想いを受け、"彩飄"フィレスが戦場に現れる。一大決戦の舞台となった御崎市は、この転機と共に、激動を経て終幕へと向かう。フィレスを呼んだ吉田。生け贄のヘカテー、ほくそ笑むベルペオル、『真宰社』を支えるシュドナイ。襲来する"徒"を屠るカムシン、上空に舞うヴィルヘルミナ、そこへ向かうマージョリー。そして、対峙するシャナと悠二。人間、"徒"、フレイムヘイズ。彼らが向かう先が、今ここで決まる。すべては、悠二とシャナの決着の行方にゆだねられていた-。最終巻、ついに登場。
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