『黄昏色の詠使い』(たそがれいろのうたつかい)は細音啓によるライトノベル。富士見ファンタジア文庫(富士見書房)より2007年1月から2009年8月まで全10巻が刊行された。イラストは竹岡美穂。第一作『イヴは夜明けに微笑んで』は第18回ファンタジア長編小説大賞佳作受賞。『このライトノベルがすごい!』作品部門では2008年版で3位、2010年版で6位それぞれを獲得している。
エルファンド名詠学舎に通うイブマリーの家は、平均寿命が短かった。そしてイブマリーもまた、自分が短命だと悟っていた。死ぬ前に、生きていた証を何か一つ残したい。その思いを名詠式に賭けた少女は、既存の五色には存在しない、新たな名詠式を構築しようと決意する。しかし、そんな在りえないものを認める者は誰もおらず、学園側からも完全に否定され、孤立した学園生活を送るイブマリー。そんな日々の中、ふと口ずさんだ、まだ誰にも聴かせたことのない名詠式の「詠(うた)」をクラスメイトのカインツに聴かれてしまう。悔やむイブマリーだったが、意外にも彼は、他の誰もが受け入れなかった未完の名詠式を、興味深く素直に聞き入れてくれたのだ。実は、カインツも同じく、名詠式では不可能とされる、五色全ての名詠式の修得という無謀な夢を持ち、そのことを彼女だけに打ち明ける。無理にも等しい夢を持つ二人は互いに惹かれあい、そのとき一つの約束を交わす。
"わたし、キミが助けに来てくれるのを信じてる"名詠式の秘密や、世界の成り立ちなんて関係なかった。クルーエルさんが僕を守るために、世界から消えてしまったから。今度は、僕が彼女を迎えにいく。クルーエルさんの、夜明け色の詠使いとして。残酷な純粋知性-クルーエルが調律者"ただそこに佇立する者"へと還り、名詠式は世界から失われた。世界中が混乱する中、アマリリスが残した手がかりを元に、ネイトはセラの塔へと向かう。目的はただひとつ。この世界に、クルーエルを取り戻すために。互いに求め合う少年と少女は、再び出逢えるのか?詠う召喚ファンタジー、"これが、君のもとへ続く詠"。
▼ 情報(Information) |
著者 | : | 細音啓 | イラスト | : | 竹岡美穂 | 出版 | : | 富士見書房 | レーベル | : | 富士見ファンタジア文庫 | 刊行期間 | : | 2007年1月20日 - 2009年8月20日 | ISBN(1巻) | : | 9784829118801 | ISBN(10巻) | : | 9784829134344 | 最新刊 | : | 10巻 |
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▼ 言語(Language) |
Japanese | : | tasogareironoutatsukai |
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