『血と灰の女王』(ちとはいのじょおう)は、バコハジメによる日本の漫画作品。作風はダークホラーバトルである。『マンガワン』(小学館)にて2016年12月30日、『裏サンデー』(小学館)にて2017年1月6日から連載が開始された。富士山の噴火から4か月後の日本を舞台に、その火山灰を浴びて吸血鬼化した人間の戦いを描く。
理外の畜生を狂気で制すダークヒーロー譚! 狂気と理性の男、狩野京児。狂気を貪り、理性で猛る――己の命さえもゲームの天秤にかけ、獣のようにヴァンパイアを狩る日々にいた。その夜も「千里眼」と呼ばれるヴァンパイアを嬲り、断末魔の叫びを堪能していたが......死に際の千里眼が「数日のうちに、お前は大切なものを失う」と京児へ予言する。――翌日、京児に潜入調査の命令が下される。ユーベン側のヴァンパイア「鯨井慧」との共同調査だった。慧が語るには「とあるもの」が《ダークウェブ》を通じて、販売されているらしい。銃器、ドラッグ、殺人依頼、食肉用人間の手足に紛れ......「遺灰物(クレメイン)」が取引されていた。流通元を探るため、廃墟になった街へ向かう京児と慧。そこで待ち受けていたのは獰猛で狡猾なヴァンパイア――ではなく、人間の悪意が蔓延るブラックマーケット。シリアルキラー同士を殺し合わせる「殺人闘技場(ファイト・クラブ)」だった!法では裁けぬ畜生を、狂気を狂気で、悪を悪で制するダークヒーロー活劇! 【編集担当からのおすすめ情報】 マンガワンの看板作品『血と灰の女王』のスピンオフが狩野京児を主人公の一人にノベライズで登場! 先行連載していた「マンガワン」内ノベルタブでも圧倒的人気を誇る本作に要注目です!