『大富豪同心』(だいふごうどうしん)は、 幡大介による長編時代小説シリーズ。双葉文庫からの書き下ろしで2010年から刊行されている。既刊31巻(2024年12月時点)。江戸一番の札差・三国屋の末孫で同心株を買い定町廻同心となった卯之吉が、放蕩三昧で得た知識と財力をもって難事件を次々に解決していくさまを描く。シリーズ累計発行部数は、115万部を突破している(2024年12月・31巻発行時点)。
老中も一目おく江戸一番の札差・三国屋の卯之吉が、同心株を買って定町廻同心見習いになった。武術の心得は全くないが、放蕩三昧を繰り返していたときに得た知識、人脈、そして莫大な財力で難事件を、次から次と解決していく。卯之吉の出自を知らない同心仲間は、その八面六臂の活躍にただただあきれるばかり。書き下ろし長編時代小説第一弾。