『サイハテの救世主』(サイハテのきゅうせいしゅ)は、岩井恭平による日本のライトノベル。角川スニーカー文庫から発行。 イラストはBou。
沖縄のボロい一軒家に1人で引っ越してきた少年・沙藤葉は自分のことを天才と名乗る。しかし、近所の人々は葉の言うことなどお構いなしに、葉の生活に踏み込んでくる。見知らぬ地で戸惑いながら賑やかで穏やかな日々を過ごす葉は、自分のことを馬鹿にした者たちを見返すために未完成の論文を完成させようとするが、論文が完成していたという記憶、自分が考える沖縄に来た経緯など、自分の認識と現実との間にズレを感じ始める。