モブなのに巻き込まれています

「ねえ、ミラ。わたし、この乙女ゲームの世界のヒロインなの!」ある夜、友人のスピカの言葉で前世の記憶を取り戻したミラ。スピカ曰く、ミラはゲームの展開に全く関与しない、ただのモブキャラらしい。スピカは、これから出会う予定の攻略対象たちに胸を躍らせているようだけれど、ミラにはまったく関係ない話。――それなら私はモブらしく、地味にご飯でも作ろう。そうして前世のレシピを使い、スピカに振る舞った夜食の「うどん」こそが、ミラの人生を大きく変える引き金になって――? 宿屋で育ったモブ少女が、王国中の胃袋をゲットする!? Webで大人気のうどんファンタジー、ここに開幕!

「このふたり、どう転んでもこれから闇落ちすることとか絶対なさそうだわ......」ある夜、友人のスピカの言葉で前世の記憶を取り戻したミラ。どうやら自分はモブなので、と美味しい料理を作ることに邁進していった結果、どんどん乙女ゲームのキャラクターたちの胃袋をゲットしてしまった。そうして様々な事情を持っていたキャラクター達の心がほぐされ、乙女ゲームのシナリオは変わってしまったように見えていたのだけれど――? あったか料理で紡がれるWEBで大人気のうどんファンタジー、待望の第二弾!