『使える魔法は一つしかないけれど、これでクール可愛いダークエルフとイチャイチャできるならどう考えても勝ち組だと思う』(つかえるまほうはひとつしかないけれど、これでクールかわいいダークエルフとイチャイチャできるならどうかんがえてもかちぐみだとおもう)は鎌池和馬による日本のライトノベル。イラストは真早。電撃文庫(KADOKAWA)より2021年7月に刊行された。編集は三木一馬、阿南、中島、浜村。
「ダークエルフと結婚? うーん、ここまで無謀だと流石にショックです」 僕ことクラオス・ノックバーン長年の夢は宮廷魔法学園のド腐れ師匠によって一蹴された。ぽーんと勢い良く。 だから何だ。だってもうそこにいるじゃん伝説の少女! 輝く銀髪、小麦色の蠱惑ボディ、長い耳はぴこぴこ、無自覚天然のくせに格好は白い革衣装とか完璧だよ! 花マルあげちゃう!! そんな訳で『不出樹海』にて水浴びダークエルフを発見。最強の弓とか武装解除してるっぽいし僕もう突撃しちゃいますね? 好きだ君と結婚したい!! からのお返事は火炙り。......なるほど集落総出でおしおきと来たか。つまりここさえ乗り切ったら結婚って訳ですね? なら全然一〇〇点だわ!