『君のいちばんになれない私は』は松藤かるりによる日本の小説(ライトノベル)作品。「アルファポリス文庫」(アルファポリス)から発売。
かつて将来を約束しあった、幼馴染の千歳と拓海。北海道の離島で暮らしていた二人だけれど、甲子園を目指す拓海は、本州の高校に進学してしまう。幼い頃の約束を胸に秘めつつ、素直に気持ちを伝えられないまま、千歳は拓海を待ち続けていた。やがて三年が過ぎ、ようやく帰島した拓海。その隣には、「彼女」だという少女・華の姿があった。さらに華は、重い病にかかっているようで......忘れたいのに、忘れられない。嫌いになれない――すれ違う二人の、青くて切ないラブストーリー。