『メルヘンザッパーデストロイヤー』は林 トモアキによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は愛姫みかん。「角川スニーカー文庫」(KADOKAWA)から発売。
地球外生物兵器の脅威に死力と科学力を尽くした人類は、地球人口の半分と引き換えに絶滅を免れた。 それから2年――軍をクビになったタクルは失意を抱え、戦禍に追われた人々が流れ着くスラムにいた。 清掃バイトの薄給に返しきれない借金、果ては相棒のミリィに振り回されて地域の揉め事までボランティアで掃除するその日暮らし。 しかしバケツを被った奇妙な少女を拾ったことから、ただでさえ終わっているささやかな日常まで崩壊する羽目に――!? 戦争を生き残ったために卑怯者の汚名を被せられた男が、本当は彼を英雄だと知る少女たちのために再び立ち上がる!