『御曹司は契約妻を甘く捕らえて離さない』は神城葵による日本の小説(ライトノベル)作品。「エタニティ文庫・赤」(アルファポリス)から発売。
「俺と契約してほしい」――倒産寸前の会社の社長令嬢・桃香と旧財閥系グループの御曹司・楓の結婚生活は、そんな求愛とは程遠い言葉から始まった。十億以上の負債を肩代わりする対価は、桃香の人生......彼の事情で契約の申し出をされ、お金が必要だったから受け入れた、ただそれだけの関係。そんな利害の一致から結ばれた二人はぶつかり合いながらもお互いを理解し合い、夫婦として絆を深めていく。ところが資産家との結婚が決まった姉が、自分の身代わりにした桃香を自由にしようと離婚を持ちかけたことで、桃香はいつしか本当に楓を愛していると気づいて――!? 拗らせ御曹司と天然社長令嬢の契約から始まる本気ラブ!