『9S』は、葉山透による日本のライトノベル。イラストは9巻までが山本ヤマト、10巻からは増田メグミが担当している。電撃文庫(メディアワークス→アスキー・メディアワークス→KADOKAWA)より2003年9月から2024年2月まで刊行された。
海上の閉鎖実験施設スフィアラボは峰島勇次郎の遺産強奪を目的とした武装集団「蜃気楼(ミラージュ)」に強襲される。スフィアラボでアルバイトをしていた坂上闘真はそこから脱出し、襲撃を通報することに成功する。すると遺産管理を行う組織、ADEMによって闘真は事情を聴取されるためにNCT研究所に連れて行かれる。そこで峰島勇次郎の一人娘、峰島由宇に出会うことになる。由宇と闘真はスフィアラボに侵入し、蜃気楼と戦闘を繰り広げ、LAFIの奪還に成功する。