『呪脈の街』は荒川 悠衛門による日本の小説(ライトノベル)作品。「角川ホラー文庫」(KADOKAWA)から発売。
一葉(ひとは)には母と2人だけの秘密があった。正体不明の異形ーー「泣き女」が見えるのだ。危害を及ぼすでもなくただ街を徘徊するだけの彼女たちと生きてきた母。その母が突然姿を消した。最近は奇妙な噂を聞いては怪異に悩まされる人々の相談に乗っていたようで、そこには泣き女が関わっているらしい。行方を追ううちに一葉も様々な怪異に巻き込まれ……。母の失踪と泣き女の正体、その衝撃の関係とは。戦慄のホラーミステリ!