『序盤でボコられるクズ悪役貴族に転生した俺、死にたくなくて強くなったら主人公にキレられました。』は水間ノボルによる日本の小説(ライトノベル)作品。「アルファポリス文庫」(アルファポリス)から発売。
気が付くと俺は、かつてプレイしていたゲームーー「ドミナント・タクティクス」の世界に転生していた。だがその姿は、主人公・ジークではなく、よりにもよって序盤でボコられて退場するのが確定している最低のクズ貴族・アルフォンスだった! このままでは破滅まっしぐらだと考えた俺は、魔法と剣の鍛錬を重ねて力をつけ、非道な行いもしないように態度を改めることに。おかげでボコられルートは回避できたけど、ジーク専用のアイテムを手に入れたり、彼が倒すはずの敵と戦う羽目になったり、主人公の周りで起きるはずのイベントが俺の方に大量発生!? これっていつの間にかシナリオが原作から変わり始めているんじゃ……さらに、そんな俺の活躍を見ていたジークの怒りを買ってしまったようでーー