『独身寮のふるさとごはん』は水縞しまによる日本の小説(ライトノベル)作品。「アルファポリス文庫」(アルファポリス)から発売。
アルファポリス第7回ライト文芸大賞「料理・グルメ賞」受賞作! 飛騨高山に本社を置く株式会社ワカミヤの独身寮『杉野館』。その食堂でまかない担当として働く人見知り女子・有村千影は、得意の料理を通して社員達と少しずつ交流を深めていた。そんなある日、悩みを抱え食事も喉を通らない様子の社員を見かねた千影は、彼の故郷の料理を夕食に出すことで励まそうと決意する。仕事に追われる社員には、熱々がおいしい愛知の「味噌煮込みうどん」。 退職しようか思い悩む社員には、じんわりと出汁が沁みる京都の「聖護院かぶと鯛の煮物」。 他にも飛騨高山の「赤かぶ漬け」「みだらしだんご」、大阪の「モダン焼き」など、故郷の味が盛りだくさん。 おいしい郷土料理に癒されたり、背中を押されたり……ふるさとの味が心も体も温める、恋愛×グルメ×人情ストーリー。