『デスペラード ブルース』は江波光則による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は霜月えいと。「ガガガ文庫」(小学館)から発売。最新刊は4巻
己を取り戻すため、ならず者たちは牙を研ぐ 神座市という町で起きた一家殺害事件。その生き残りである主人公・筧白夜はその記憶から逃れるように地元を離れ、建設現場で日銭を稼ぐその日暮らしを送っていた。だが、その日常がある日突然壊される。同じく、神座市出身だと名乗る、同僚の長谷川黒曜の登場によって――。ヤクザの傘下でノックアウト強盗を働く、一河紺。義足の殺し屋、柏葉吐月。建設現場の警備をする、神座市出身の鮫島元春、鱶田不知火。白夜たちを派遣している会社の社長と繋がる風俗嬢、舞浜歌織。さまざまな人物たちの思惑は、狭くも広くも神座市に集約されてゆく。それは、何者かの意思か、人間の生み出す引力か。殺人、死闘、詐欺、ドラッグ、etc...白夜は、いつしか神座市の覇権を巡る南雲、羅紋、御子神という三家の争いに巻き込まれ、かつて習得した殺人カラテを武器に、己の家族が受けた悲劇の真相へと迫っていく。街を追いやられた男たちは、ふたたび人生という賭場を取り戻すべく牙を研ぐ。鬼才が描く、新たなクライムサスペンスシリーズ、始動! 【編集担当からのおすすめ情報】 常に、スリリングな小説をお届けし続ける鬼才の新シリーズ! ガガガ文庫では『鳥葬』シリーズ、『ボーパルバニー』など。ハヤカワ文庫JAでは『我もまたアルカディアにあり』など。幅広い作風でファンを魅了しつつけている作家の最新作。今回は、街を取り合うクライムサスペンス。格闘小説としての一面もあり、とても美味しい一冊となっています。シリーズ展開予定ですので、ぜひこのご機会に!!
神座市最強の漢は誰だーー。 南雲蓮を陥れた長谷川黒曜。殺し屋・鏑木翔馬を退けた筧白夜。黒曜の企みによって掘り出された南雲家の埋蔵金をめぐり、南雲、御子神、羅紋の三家の状況は刻一刻と変化しはじめていた。そして、彼らの周囲には様々な人間が訪れる。南雲家次男・南雲迅。無明拳の師匠・司時貞。白夜の元カノ・久遠鳴海。最強を目指す仙武館道場の格闘家・雪邑庵。そして、玄翁山の神座最強伝説・氷室奉先。白夜の近辺に、様々な過去の残滓たちが這いよりはじめる。その陰には、三家の均衡を崩しかねない第四の勢力ーー力のみで権力を脅かすだけの組織があった。街を追われた男たちの、反撃の狼煙があがる。
▼ 情報(Information) |
著者 | : | 江波光則 | イラスト | : | 霜月えいと | 出版 | : | 小学館 | レーベル | : | ガガガ文庫 | 刊行期間 | : | 2018年12月18日(1巻発売) | ISBN(1巻) | : | 9784094517668 | ISBN(4巻) | : | 9784094530933 | 最新刊 | : | 4巻 |
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▼ 言語(Language) |
Japanese | : | desupera^do buru^su |
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