『婚約破棄をされた悪役令嬢は、すべてを見捨てることにした』はアルトによる日本の小説(ライトノベル)作品。「アルファポリス文庫」(アルファポリス)から発売。
今から七年前。婚約者である王太子の自分勝手な都合により、国外追放に処された令嬢・ツェレア。偽りの悪業の経歴を押し付けられ、人里に居場所のない彼女は、『魔の森』と呼ばれる魔窟へと足を踏み入れる。そして現在。ツェレアのもとを、魔王討伐パーティが訪れる。神託によって彼女がパーティの一員に指名され、勧誘にやって来たのだ。しかし、彼女はそれを拒絶。それどころか、パーティの一人を痛めつけて送り返す。実はツェレアと魔王は裏で結託しており、神託に関わる一幕すらも彼女の企みの一端なのであった。狙うは自分を貶めた王太子の首。悪役にされた令嬢ツェレアの過激な復讐が今始まる――!