『物言わずとも愛語る』は伊達 きよによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は北沢 きょう。
孤独な青年・莉央は、自身と瓜二つの異世界の王子と人生を入れ替えられ、獅子王・アルヴァロの花嫁となる。言葉の通じない獣人たちの国で、虎の執事や兎の侍従たちに囲まれ、別人だと発覚するのを恐れた莉央は、王宮から逃走しようとする。傲慢だと噂の王子がわざと騒ぎを起こしたと思い込んだアルヴァロは、怒りのままに莉央と対面するが、怯えて泣くばかりの莉央を思わず抱き締めてしまう。莉央もまた恐ろしい見た目に反して優しいアルヴァロに惹かれていき...?