『バケモノたちが嘯く頃に』は竜騎士07による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当ははましま薫夫。「電撃文庫」(KADOKAWA)から発売。
「磊一よ、私からの持て成しと、同じバケモノ同士への親愛の証じゃ。食え」 そう言って彼女が突き出したそれは、人間の“はらわた”だった――。 昭和25年晩夏。名家の令嬢の家庭教師として、村を訪れた青年・塩沢磊一。そこで彼が目にしたものは、死体のはらわたを貪る美しき“バケモノ”、御首茉莉花の姿であった。淑やかな令嬢の変貌は病か、それとも祟りによるものか......? 時を同じくして起こる少女の連続失踪事件。失踪者の特徴は、茉莉花の部屋で見た“それ”と一致していて......。 バケモノ姫の家庭教師・塩沢磊一がすべての謎を解き明かす――!!