『鬼束くんと神様のケーキ』は御守いちるによる日本の小説(ライトノベル)作品。「アルファポリス文庫」(アルファポリス)から発売。
突然住む家を失った大学一年生の綾辻桜花(あやつじおうか)。ひょんなことから、同じ大学に通う、乱暴者と噂の鬼束真澄(おにつかますみ)がパティシエをつとめるケーキ屋「シャルマン・フレーズ」で、住み込みで働くことになったのだが......実際に働いてみると、鬼束は強面でぶっきらぼうながらも優しく、作るケーキは絶品。桜花はすぐに店のことが好きになる。ただし、そんな「シャルマン・フレーズ」には、ある秘密があった。それは、神様やあやかしたちが、お客さんとしてやってくるというもので――