『蜘蛛の牢より落つるもの』は原 浩による日本の小説(ライトノベル)作品。「角川ホラー文庫」(KADOKAWA)から発売。
21年前、長野県で起きた集団生き埋め死事件。生き残りの証言によれば、彼らは自ら掘った穴に順番に生き埋めとなっており、それを指示した謎の女がいたらしい。フリーライターの指谷が取材に乗り出すが、話を聞いていくうちに、謎の女は伝説にある、比丘尼の怨霊ではないかという疑惑も持ち上がる。関係者が不審な死を遂げる中、指谷は大学時代の後輩・北斗総一郎と事件の解明に挑む。これは比丘尼の祟りか、冷酷な殺人か? プロローグ 第一章 埋める 第二章 現す 第三章 干る 第四章 祓う 第五章 掘る エピローグ