『星空都市リンネの旅路』は蒼月海里による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はsyo5。
物語は旅立てる。海にも山にも、地球にも宇宙にも。 たとえセカイが壊れたって、私達には一冊の本があればいい。 そしてリンネには、キリという、友達一人がいれば、どこまでも。 ーー紅玉いづき 終末世界を未来につなぐのは、星空の街から舞い降りた強くて優しいふたつの光。 滅びゆく母星で出会う人々との交流を通して、成長し、絆を深めていく少年たちーーリンネとキリの旅路を、あなたもきっと見守りたくなる。 ーー 久永実木彦 惑星《エリュシオン》は巨大隕石によって文明が滅び、生き残った人類も小さなコロニーで暮らしていた。 《エリュシオン》の低軌道上にある星空都市《リンネ》。そこに住む青年リンネとキリは人類が住める土地を捜して、《エリュシオン》を調査している。 「静かにしてくれ。警戒ができない」 「ごめんごめん……。キリと地上探索するのが嬉しくて、つい」 武闘派のキリと研究肌のリンネ。正反対のふたりは様々な土地に降り立つ。 廃棄された工場、巨大な図書館、不思議な因習がある村などなど、いろいろな風景と生きる人々と出会っていく。 同時に見え隠れする神という存在ーー。 滅びかけの世界で、青年ふたりが出会うものは!? 蒼月海里が描く終末バディロードノベル! ●目次 プロローグ 1.廃棄鉱山街探索記 幕間 自宅にて 2.図書の町探索記 3.海上要塞アーク跡地にて 幕間 マーケットにて 4.生贄の村探索記 5.旧神と新たなる時代 エピローグ プロローグ 3 1.廃棄鉱山街探索記 5 幕間 自宅にて 39 2.図書の町探索記 48 3.海上要塞アーク跡地にて 101 幕間 マーケットにて 148 4.生贄の村探索記 157 5.旧神と新たなる時代 204 エピローグ 246