『D-breaker』は二階堂紘嗣による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はフルーツパンチ。「MF文庫J」(KADOKAWA / メディアファクトリー)から発売。最新刊は3巻
"歪曲"とは世界の事象を悪意的に改ざんすること。歪曲に対抗する組織『重層世界調律機関』に所属する高校生の優馬は、歪曲師イーサン・ソルトウォーターの追跡を命じられる。任務の途中、優馬は銃身のない拳銃をかまえた銀髪の少女ノエルに狙われた。九九九人の絶望と引き換えに願いを叶える"混沌の柩"を巡り、異能者たちが激突する。無理やり片手袋(パートナー)となってしまった優馬とノエルの運命もまた交錯し...。「覚悟はあるか」「でも、僕は、助けたい」「牙を剥け」-。左手に魔剣"鮮血の深紅"を帯びる『調律士』見習い優馬と、龍騎士ノエルのガン&ソードアクション。
歪曲師・蛍火との死闘の末、"咒"を負ったノエル。日に日に身体を蝕んでいく病を治すため、優馬と鬼束響士朗、水蜜は重層世界調律機関の本部に向かうことにした。そこで優馬は、初めて機関の統率者と顔を合わせる。ノエルに死の命令をくだした上層部を嫌う優馬だが従うほかはない。そんな中、優馬は龍騎士アリス・アマリリスに呼び出され、「あなたには過去が存在しない」と告げられるが-。明かされるノエルの罪"穢憑"とは?『糸を切る者』の役割とはいったい!?「失わせない。全部失ってからじゃ手遅れだから」運命を、歪曲せよ-ガン&ソードアクション第三弾。