『物理的に孤立している俺の高校生活』(ぶつりてきにこりつしているおれのこうこうせいかつ)は、森田季節による日本のライトノベル作品。イラストはMika Pikazoが担当している。ガガガ文庫(小学館)から2017年2月から2020年12月まで刊行された。
残念系異能力者が紡ぐ青春未満ラブコメ! 波久礼業平は異能力者高等専門学校の2年生である。彼には友達がいない。それもこれも彼の持つ能力、無意識に半径1m以内の人間のエネルギーを吸い取る、いわゆる「ドレイン」のせいである。周囲からは露骨に距離を置かれ、モテる兆しは全くないし、そもそも友達がいない。定位置はクラスの一番後ろ。机から半径1mの位置に侵入注意のテープが貼られている。スクールカースト底辺というより範囲外といったほうが正しい。「形態変化とか自分よりキモい感じの異能力者にだって友達がいるのに、おかしいだろ! 世の中まちがってる!」彼の鬱屈とした感情は爆発寸前だった。そんな悶々とした彼に声をかけたのは、校内で誰もがその名を知る孤高の毒舌少女、氷の姫こと高鷲えんじゅ。ひょんなことから彼女の秘密を知ってしまった業平は、彼女から友達を作る『同盟』を持ちかけられる。思わぬ提案に心を躍らす業平だったが、とても簡単なことを失念していた。「類は友を呼ぶ」ということわざの存在を......。そして、そんな悩みを抱えたぼっちは彼らだけではないということを......。不遇な異能力のせいでぼっちになっている負け組たちが巻き起こす、学園異能力ライフ! 【編集担当からのおすすめ情報】 『不戦無敵の影殺師』の森田季節が紡ぐ最新シリーズ!!『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』や『弱キャラ友崎くん』を世に送り出してきた、ガガガ文庫の次なる学園青春ラブコメはこれ!!新進気鋭のイラストレーターMika Pikazoのキュートなイラストにも注目です!
孤立してきたから気づけた、本当の気持ち。 デートの帰り道、意を決して愛河に告白した業平。しかし、愛河には「つきあうことはできない」と断られてしまう。その理由は、高鷲が意図せずココロオープンで業平に見せた【好き】の文字。その場に遭遇した愛河は、高鷲の気持ちを知っておいて裏切るような真似はできないと言って、業平の告白を断ったのだった。中途半端に振られてしまい、やり場のない感情を抱えたまま人研の部室で顔を合わせるのも気まずくなってしまう二人。一方、高鷲は自分が原因になったとはつゆ知らず、三人の中に微妙な距離が生まれてしまう。だが、このままじゃ終われない! 愛河への気持ちを諦めきれない業平は再び立ち上がり、愛河への告白を決意する! その前に、業平には決着をつけなければならない【好き】の二文字が待ち受けていた...。その頃、業平と高鷲が両想いだと思い込んでいる愛河は、二人を結びつけるために高鷲を呼び出す。そこで初めて、高鷲は自分がココロオープンで【好き】と表示していたことを知り――。お互いの存在が大事だからこそすれ違ってしまう、3人が見つける本当の気持ちとは...!? 残念系能力者達の青春ラブコメ、ついに完結!!
▼ 情報(Information) |
著者 | : | 森田季節 | イラスト | : | Mika Pikazo | 出版 | : | 小学館 | レーベル | : | ガガガ文庫 | 刊行期間 | : | 2017年2月17日 - 2020年12月18日 | ISBN(1巻) | : | 9784094516609 | ISBN(9巻) | : | 9784094518801 | 最新刊 | : | 9巻 |
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▼ 言語(Language) |
Japanese | : | butsuritekinikoritsushiteiru orenokoukouseikatsu |
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