『魔拳のデイドリーマー』(まけんのでいどりーまー)は、西和尚による日本のライトノベル。小説家になろうで2012年11月より掲載された後、アルファポリスから書籍化され、単行本版が2014年5月から2018年9月まで全15巻が刊行された。さらに2017年8月からは文庫版がアルファライト文庫(アルファポリス)から刊行されている。作者のペンネームはWeb版では「和尚」、書籍版では「西和尚」。イラストは単行本版・文庫版共にTea。
現代日本で大学に合格し、輝かしい日に飛行機に乗った主人公・春風湊は、不運にも飛行機事故に巻き込まれ、飛行機の破片が身体中に刺さりまくって死亡してしまう。だが、目を覚ますと不思議な洋館の中、赤ちゃんの姿で転生していた。湊はこの世界でミナト・キャドリーユと名付けられ、自分を育ててくれた夢魔族の女性・リリン・キャドリーユと鍛練に励み、強くなっていく。ある日、リリンが手紙を残して旅に出る。手紙を読んだミナトは彼女の母親としての気持ちを受け取り、自身も外の世界へ旅に出ることになる。