『聖エルザクルセイダーズ』(せんとエルザクルセイダーズ)は、松枝蔵人による日本のライトノベル。イラストはBLACK POINTが担当している。『コンプティーク』1987年4月号 - 1988年12月号にて連載され、書籍版が角川スニーカー文庫(角川書店)より1988年3月から1989年4月まで刊行された。略称は「聖エルザ」。また、2019年より『聖エルザ Anniversary〈記念日〉― GradeUp Version ―』が30年後の現在を描く続編として執筆された。
テロにより両親を失った帰国子女・織倉美保(ミホ)は両親の遺した手紙による遺言どおり、日本最古のミッション系学園の一つ「聖エルザ学園」の高等部に進学する。そこはミホの母の母校。そして彼女の両親が生前は受験・入学を反対しながらも、遺書の中で「私たちに何かがあった時には、あなたをあたたかく迎えてくれる人たちがいる」と名指しした「約束の場所」だった。