『魔獣医とわたし 灰の世界に緑の言ノ葉』は三角 くるみによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は切符。「富士見L文庫」(KADOKAWA)から発売。
「僕と契約をするか」 19世紀フランスの片田舎で、親に捨てられた少女ニニは死にかけていた。 そんな時、彼女の前に美しい悪魔が現れる。 彼の名はダンタリオン。 甘い物が好きで思慮深い、魔獣専門の獣医だった。 ダンタリオンと契約し、魔界で悪魔の使い魔になる――過酷な生活を覚悟したニニだが、思いがけず手厚く庇護されて、少しずつ心の凍った部分が溶けはじめ・・・・・・。 ニニに甘い悪魔ダンタリオンと怠惰な居候悪魔ベルフェゴール、人間ニニと魔獣たちが織りなす、いびつであたたかな主従物語。