『聖女と悪魔の終身契約』は水守 糸子による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は夏目 レモン。「富士見L文庫」(KADOKAWA)から発売。
当代随一の退魔師《聖女》エマには秘密がある。それは、魔を祓う身でありながら、強力な魔物・クロエと「契約」していること。 幼い頃魔物に襲われたエマは、クロエを召喚し生き延びた。以来、自分を「姫さま」と呼んで嬉々として世話を焼くクロエと、いびつな主従関係を築いてきた。孤独なエマにとって、クロエの重く深い愛は、時に魅惑的な毒のようだ。 人々を襲う黒い魔獣、死を呼ぶ葬送のワルツ、母の腹に宿ったまま生まれない赤子。エマは今日もクロエを従えて退魔に向かう――消えた妹を捜し求めて。==登場人物==エマ《聖女》と名高い、当代随一の退魔師。クロエと「契約」し、その力を使って魔を祓っている。「いつも言っているけど、余計なことは何もするな」▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲クロエ千年を生きる高位の魔物。エマを溺愛し、身の回りの世話を焼いている。「憎らしくてとってもかわいい僕の姫さま」