『ただの村人の僕が、三百年前の暴君皇子に転生してしまいました』はサンボンによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は夕子。「MFブックス」(KADOKAWA)から発売。最新刊は2巻
バルディック帝国の第四皇子である十四歳のルドルフは、飲み物に盛られた毒から回復し目覚めた瞬間、前世の記憶を思い出す。前世の自分は三百年後の村人で、愛読していた戦記が正しければ、彼は戦記の英雄から無理矢理奪って自分の妃にした「氷の令嬢」に、いずれ暗殺される運命なのだ。死にたくないルドルフは、史実通りにならないよう先手を打って婚約者を準備してもらうが、なんとその相手は「氷の令嬢」で大ピンチ!しかし、実際の彼女は戦記とは真逆で、ルドルフにかなり好意的な様子。これは死亡フラグを回避して歴史が変化したのか、それとも『戦記』が嘘だったのか!?やがて、戦記の英雄の本当の正体が判明し――。前世の知識で歴史を書き換える!? 爽快生き残りファンタジー! ここに開幕。