『君の居た昨日、僕の見る明日』は榊一郎による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は狐印。「富士見ファンタジア文庫」(富士見書房)から発売。最新刊は5巻
戦時中の空襲により、開校されることなく消滅した鈴乃宮学園(すずのみやがくえん)。学園としての役を果たせぬまま時を過ごしていた学園の幽霊である詩月は「学園ごっこ」を行おうとする。そんな学園の中に優樹や、文部科学省陰陽課(もんぶかがくしょうおんみょうか)の人間として調査していたアグニエシカたちが迷いこみ、偽りに満ちるも優しい世界を過ごしていく。
「...キスだったら...その...いいから...」晴れて両思いになれたアグニと優樹だけれど、キスより先に進めない二人を今日も学園のみんなが追い回す!優しい嘘で出来た偽物の学園の、いつもの風景。いつかは無くなる世界だと分かっていながら、誰もがその日はまだ遠いと思っていた。ところが-。文部科学省陰陽課の最終兵器・虎丸にこの学園が見つかってしまった!それすなわち、幽霊学校=鈴乃宮詩月の消滅を意味する。これでは詩月は成仏出来ず、時空の狭間にいるアグニたちも、異空間を彷徨い続けることになってしまう。なんとか虎丸を撃退しなければ!そして、みんなで「明日」へと向かうのだ!!榊一郎のセンチメンタルラブコメディ、いよいよ完結。
▼ 情報(Information) |
著者 | : | 榊一郎 | イラスト | : | 狐印 | 出版 | : | 富士見書房 | レーベル | : | 富士見ファンタジア文庫 | 刊行期間 | : | 2004年8月 - 2007年4月 | ISBN(1巻) | : | 9784829116395 | ISBN(5巻) | : | 9784829119037 | 最新刊 | : | 5巻 |
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