『横浜駅SF』(よこはまえきえすえふ)は、柞刈湯葉による日本のライトノベル。2015年にネット小説としてTwitter上で発表され、2016年6月に第1回カクヨムWeb小説コンテストSF部門大賞を受賞。その後、書籍版がカドカワBOOKS(KADOKAWA)で2016年12月に刊行された。2017年8月には番外編となる『横浜駅SF 全国版』が刊行された。
冬戦争と呼ばれる世界大戦からおよそ200年、本州はそのほとんどが増殖した横浜駅に覆われていた。横浜駅の外で生まれ育った三島ヒロトは、キセル同盟を名乗る男から5日間だけ横浜駅に入ることができる「18きっぷ」を手に入れ、横浜駅の中、エキナカへと赴く。