『六人の赤ずきんは今夜食べられる』は氷桃甘雪による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はシソ。「ガガガ文庫」(小学館)から発売。
生き残れるか!?戦慄のパニックミステリー 名声のために罪を犯した過去を恥じ、いまは猟師として各地を旅する「私」。ある日、迷いこんだ村の村長から奇妙な警告を受ける。『森には、秘薬を作れる「赤ずきん」と呼ばれる少女たちが住んでいる。赤い月の夜、彼女らはオオカミの化け物に喰い殺されるが、決して救おうとしてはならない』と。だが、出会った「赤ずきん」のひとりに、かつて見殺しにしてしまった少女の面影を見た「私」は、警告を無視して彼女たちを護りぬくことを決意する。「私」の策は、森の外れの「塔」に、六人の「赤ずきん」とともに朝まで籠城すること。だが、その途中で「私」たちは化け物から思わぬ襲撃を受ける。そうして、「私」は知ることになる。「赤ずきん」のなかに、裏切り者がいることを――。息詰まる攻防の果てに、「私」は少女たちを護りきれるのか? 第12回小学館ライトノベル大賞・優秀賞受賞。戦慄のパニックミステリー! 【編集担当からのおすすめ情報】 恐ろしすぎる化け物との手に汗握る戦いはもちろん、謎が謎を呼ぶ展開はミステリー好きにもたまりません。ひと癖もふた癖もある六人の美少女、「赤ずきん」たちの動向にもよーく注目してください。予測できない結末が待っているはずです!