『遠征王と隻腕の銀騎士』は高殿円による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は麻々原絵里依。「角川ビーンズ文庫」(KADOKAWA)から発売。
敵国ホークランドの地で、ミルザ将軍のもとに囚われてしまった女王アイオリア。一方パルメニアでは、大公ゲルトルードの命をうけた銀騎士ナリスが、主君奪還のために動き始めていた。「...わたしはただ、あなたを守る剣でいたかった」「そんなふうにおまえに側にいてほしいわけじゃない!」消えゆく命、ほどける糸、そして闇の中で見失い、光の中でふたたび手に入れるものとは?-遠征王、その最後の遠征。